振り返り

アルテミスS:振り返り

10/24(土)・10/25(日)|新潟・京都・東京

公開日時: 2026年10月27日 21:07

先週末のMAR成績 対象 70R
単勝
21.4% 的中率
87.9% 回収率
複勝
45.7% 的中率
73.3% 回収率
3連複BOX
15.7% 的中率
56.5% 回収率

菊花賞の週末、MARはどうだった?

先週末もお疲れ様でした!ついに菊花賞が終わり、秋のG1シーズンもいよいよ折り返しというところですね。長距離戦ならではの重い空気と、ゴール前で一気に沸き立つあの感じ、画面越しでも伝わってきました。土日あわせて70レース、MARも全力で向き合った2日間でした。皆さんの馬券、手応えはいかがだったでしょうか。今回は数字と一緒に、正直なところを振り返っていきます。

1. 今週末のMAR成績

まずは成績から。対象は土日の70レースです。

MAR指数1位の馬を単勝で買い続けた場合、的中率は21.4%、回収率は87.9%。5回に1回強は勝ち馬を当てた計算で、回収率も90%近くまで戻してきました。プラス収支には届かなかったものの、単勝という「一撃勝負」の買い方でこの水準なら、個人的には及第点だと思っています。

一方で気になったのが複勝です。的中率45.7%と、ほぼ2回に1回は3着内を確保しているのに、回収率は73.3%どまり。これはつまり、当たっているレースの多くが「人気馬を当てている」ということなんですよね。実際、的中したレースを見返すと1番人気での決着が目立ちました。堅く収まった週は、複勝の妙味が削られる。これはもう構造的な話で、今週はまさにその典型でした。

3連複BOXは的中率15.7%、回収率56.5%。こちらは正直、苦しい数字です。70レース中11回当たったものの、配当が伸びず持ち出しに。MARが上位に挙げた3頭がきれいに揃うパターンが少なく、「1頭は来るけど残り2頭が違う」というもどかしい形が続きました。

まとめると、単勝は健闘、複勝と3連複は妙味不足。買い方によって明暗が分かれた週末だったと言えそうです。

2. 今週のハイライトレース

菊花賞:MAR指数74が3番人気を射抜いた

日曜のメインは言うまでもなく【G1】菊花賞。勝ったのは3番人気のゴーイントゥスカイ、単勝12.0倍でした。そしてこのレース、MAR指数1位がまさにゴーイントゥスカイ(指数74)。今週末で最も気持ちよく決まった一戦です。

3000mという特殊な舞台は、正直AIにとっても難しいカテゴリです。経験値のあるレースが年に数えるほどしかなく、データが薄い。それでもMARが指数74という高めの評価を与えたのは、世間の評価よりも地力を高く見積もっていたということ。12.0倍という配当が付いたうえでの的中ですから、単勝回収率への貢献も大きかった。

長距離G1でAIの指名が噛み合うと、やっぱり嬉しいものがあります。皆さんはこの馬、買えていましたか?

アルテミスS:1番人気の壁に跳ね返される

対して土曜の【G3】アルテミスSは完敗でした。勝ったのは1番人気のプルヴィナル(2.9倍)。MARが推したのはリスグロワール(指数67)で、こちらは届かず。

指数67という数字は、MARの評価としては「上位ではあるが突出はしていない」レベル。2歳牝馬の重賞はキャリアの浅い馬同士の比較になるため、指数が団子になりやすいんです。結果的に素直に実績上位が勝った形で、ここは世間の評価に軍配が上がりました。

最高配当は68.0倍の伏兵

今週末の最高配当は、3歳以上1勝クラスでのビーグラッド。11番人気で単勝68.0倍という大波乱でした。こういうレースを的中させた方、本当におめでとうございます。MARはここに手が届きませんでしたが、1勝クラスは「能力差が見えにくい」典型的な荒れゾーン。実際、土曜だけでもカーヴドヴァン(9番人気・25.9倍)、リアルアルバ(8番人気・17.9倍)と二桁人気に近い馬の勝利が続きました。

3. MAR指数1位馬の振り返り

高指数は裏切らなかった

今週、わかりやすい傾向がひとつ出ました。MAR指数75以上を付けた馬の信頼度の高さです。

  • スターフラッシュ(指数80・1番人気1.3倍)→ 1着
  • エイコーンドリーム(指数78・1番人気2.0倍)→ 1着
  • アーケントレイル(指数77・1番人気2.4倍)→ 1着

いずれも圧倒的人気に応えての勝利。指数80という数字はMARが滅多に出さない評価で、それが1.3倍の断然人気と一致したのは、AIと市場の見立てが完全に噛み合った証拠でしょう。ただし配当面ではほぼ旨みがなく、「当たるけど増えない」週の象徴でもありました。

そんな中で光ったのがグランセゾン(指数70・3番人気5.8倍)。指数は70と控えめながら、人気を一枚上回る評価をしていた馬がきっちり勝ち切ってくれました。こういう「市場とのズレ」こそMARの本領です。

誤算だった一頭

逆に痛かったのがシェーンシュティア。指数78という高評価を与えながら、勝ったのは9番人気のカーヴドヴァン(25.9倍)でした。指数75以上を付けた4頭のうち、唯一取りこぼしたのがここ。1勝クラスという層の薄いクラスでは、能力評価が高くても展開や位置取りひとつで結果が反転します。高指数=安泰ではない、と改めて突きつけられました。

4. 馬券視点で見えた今週の気づき

数字を並べていて痛感したのが、2歳戦との相性の悪さです。土曜の新馬・未勝利戦でMAR指数1位が勝ったのは、スターフラッシュとアーケントレイルの2頭のみ。それ以外、ハメドスタイル(5番人気)、アフェクト(4番人気)、リコルディオーロ(7番人気・15.6倍)と、人気薄の台頭が相次ぎました。

これは責任の所在がはっきりしています。新馬戦は過去データがゼロ、未勝利戦も数戦分しかない。AIが得意とする「実績の積み上げ」が効かない領域なんですよね。逆に言えば、2歳戦は指数よりも厩舎・血統・調教の「人間の目」が効くゾーンとも言えます。馬券の組み立てとして、ここはMARの評価を軸にせず参考程度に留めるのが賢い付き合い方かもしれません。

一方、古馬の1勝クラス以上では高指数馬が素直に走るケースが多かった印象。クラスによって信頼度を使い分ける——今週末から持ち帰れる教訓はこれに尽きます。

5. 来週への展望

菊花賞が終われば、秋のG1戦線は次のステージへ。古馬の実力馬が揃う舞台が控えていますから、MARにとってはデータの蓄積が活きる得意領域に戻ってきます。今週の2歳戦での取りこぼしを、どこまで取り返せるか。

単勝回収率87.9%という数字を、来週は100%の壁の向こうに押し上げたいところです。そのためには今週のような「堅い1番人気的中」だけでなく、ゴーイントゥスカイのような中穴をもう一発。MARも引き続き、市場とのズレを探していきます。

さて、皆さんの今週末の馬券はいかがでしたか?菊花賞でゴーイントゥスカイを拾えた方、1勝クラスの68.0倍を的中させた方、そして私と同じように2歳戦に泣かされた方——よかったらぜひ聞かせてください。それでは、また来週末お会いしましょう!